※メイン画像の出典:Apple
こんな疑問に答えます。
こんにちは、タストテンです。
現地時間6月3日(日本時間6月4日)にAppleが世界開発者会議(WWDC 19)を開催して、iPad専用OS『iPad OS』を発表しました。
そんな疑問があると思いますので、今回はiPad OSについて解説していきます
この記事では、下記の流れで順番に解説していきますね。
- iPad OSとは?どんな機能があるの?
- iPadOSはいつリリースされる?
- iPadOSの対応端末は?
- 【さいごに】iPadOSの今後の最新情報にも期待
それでは、詳しく解説していきますね。
※iPadに関連する最新情報については『iPadの最新情報まとめ【レビューやアクセサリー関連の紹介もあり】』でも解説しています。
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iPad OSとは?どんな機能があるの?
iPadOSは、iPad専用のOSとなります。
今までのiPadはiPhoneと共通のiOSでしたが、iPad専用の新OS『iPadOS』が登場します。
判明している範囲で下記にまとめました。
iPadOSの新機能や改良された機能
- ホーム画面の機能が改良
- Split Viewの機能が改良
- 新しいジェスチャーが追加(3本指での操作も追加)
- ファイルアプリの機能が改良されてUSBメモリやSDカードに対応(ストレージの拡張)
- ブラウザアプリ『Safari』でPC版のWebサイトが表示できるようになった
- Apple Pencilの反応速度(遅延)が改善
- 今までのスクリーンキーボードを小さくしたようなミニ・スクリーンキーボードが追加
- マウスやトラックパッドに対応
ザックリまとめると、今までのiOSの機能に加えて、Mac(PC版)の要素も追加された『いいとこ取り』のOSになりそうですね。
それでは、それぞれ解説していきます。
ホーム画面の機能が改良
ホーム画面のレイアウトが新しくなりました。
ホーム画面に、『Today View』という新機能が追加されます。
天気予報や気温、カレンダー、通知などが、ホーム画面でも確認できるようになるのは便利ですね。
Split Viewの機能が改良
Split View機能が改良されて、『同じアプリを並べることができる(同時編集できる)』ようなりました。
『同一アプリを並べることができる』ので、下記のようなことができるようになります。
- メモアプリを並べて編集や同期ができる
- 同じブラウザアプリを並べるて操作することができる
お気に入りのアプリを並べられるようになるのは良いですね。
新しいジェスチャーが追加(3本指での操作も追加)
テキスト編集する際のジェスチャーが、新規に追加されます。
今まで指の操作でコピペする時はひと手間ありましたが、3本指に対応することでよりスピーディになると思われます。
テキスト編集は煩わしいところが多いので、少しでも改善されると良いですね。
ファイルアプリの機能が改良されてUSBメモリやSDカードに対応(ストレージの拡張)
クラウドストレージと本体内のファイルを表示する、『ファイル』アプリが改良されます。
Zip形式の圧縮ファイルを解凍・圧縮できるようになるとのことで、よりPCのような使い方ができるようになりそうです。
これにより、少ないストレージでも、今までより柔軟に対応できるようになりますね。
1TBモデルではなく、256GBモデル+外部ストレージといった選択肢でも良さそうに感じました
ブラウザアプリ『Safari』でPC版のWebサイトが表示できるようになった
ブラウザアプリ『Safari』で、PC版のWebサイトが自動で表示できるようになりました。
さらに、Safari用の新規ショートカットやダウンロードマネージャーなどが追加されます。
Safariの使い勝手が向上しますので、Safari使いにとって朗報ですね
Apple Pencilの反応速度(遅延)が改善
Apple Pencilの反応速度(レイテンシ)が、『20ms』から『9ms』に向上しました。
さらに、Apple Pencilによる操作性も向上します。
画面の隅からApple Pencilでスワイプするだけで、文書などをドキュメントに保存したり、メールを送信するといったことが可能になります。
Apple Pencilでの操作性は改良してほしい点が多くありますので、今後のアップデートにも期待ですね
今までのスクリーンキーボードを小さくしたようなミニ・スクリーンキーボードが追加
画面下いっぱいに表示していたスクリーンキーボードを小さくしたような、『ミニ・スクリーンキーボード』機能が追加されます。
ミニ・スクリーンキーボードにすれば画面領域が広がるため、キーボードが邪魔になりにくくなりますね。
外付けキーボードを使用しない人にとっては、うまく使い分けできるかもしれません
マウスやトラックパッドに対応
iPadでもマウスやトラックパッドに対応します。
マウスやトラックパッドに対応することで、ほとんどMac(PC)と同じような操作性になりそうなので、期待しています。
個人的には、今回いちばんの目玉機能ですね
マウスの操作性について紹介しているツイートがありましたので、下記に掲載します。
Hello mouse support on iOS 13! It’s an AssistiveTouch feature, and works with USB mice. @viticci nailed this pic.twitter.com/nj6xGAKSg0
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2019年6月3日
マウスやトラックパッドは、AssistiveTouchの機能として使用できるので、Mac(PC)とは挙動や操作性などが異なるかもしれません。
とはいえ、iPadでマウスやトラックパッドが使えるようになるのは朗報なので、楽しみにしています。
※iPadがマウスやトラックパッドに対応する内容については、『iPadがマウスやトラックパッドに対応するって本当?iOS 13で実装予定か』も併せて読んでみてください。
iPadOSはいつリリースされる?
iPadOSは、6月4日よりベータ版が『開発者向けに配布』されます。
ユーザーが使用できるiPadOSの正式版は、今秋公開予定になるそうです。
おそらくですが、iOS 13と同時に公開されるのではないでしょうか。
iPadOSの対応端末は?
iPadOSの対応端末は、下記のようになります。
- iPad Air 2以降のすべてのモデル
- iPad Proのすべてのモデル
- iPad(第5世代)以降のすべてのモデル
- iPad mini 4以降のすべてのモデル
古いモデルは対応しない(※すべてのiPadには対応しない)ようなので、ご注意ください。
【さいごに】iPadOSの今後の最新情報にも期待
※画像出典:Apple
iPadOSは、2019年の秋頃に正式リリースされる予定です。
iPadOSになることで、iOS機能に加えてMac(PC)のような使い方もできるようになるので、iPadの独自性がより高まっていきそうです。
今までiPadを所持していなかったユーザーも、購入する余地があるかもしれません。
幅広いiPad端末で対応しますので、iPadユーザーは注目していきたいところですね
今後もiPadOSについて最新情報が出てきたらまとめていきます。
参考サイト(Apple公式サイト)
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[最終更新日]
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[記事を書いた人]タストテン
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