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こんな悩みに答えます。
こんにちは、愛猫と暮らしているタストテンです
「猫が水は飲むけどご飯をほとんど食べない・・・」
一緒に暮らしている猫ちゃんが、食欲不振になったら不安になりますよね。
猫が食欲不振になる理由は様々で、ときには重度の病気である場合もあります。
1日ほとんど食べないような場合でしたら、動物病院の獣医師に相談したり診てもらうようにしましょう。
猫がご飯を食べない理由について、3つの観点から解説していきますね
大事な猫ちゃんの健康のためにも、ぜひご一読いただけると幸いです。
※猫がご飯を食べない原因は、質の低いキャットフードの可能性もありますので、詳しくは『本当に良いキャットフードおすすめ3選【安全なグレインフリーを厳選】』を読んでみてください。
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猫がご飯を食べないけど水は飲む。食欲不振の原因は?
冒頭でも少し触れましたが、一緒に暮らしている猫ちゃんが食欲不振になったら、不安になりますよね。
猫がご飯を食べない理由は様々です。
水は飲むけどご飯を食べない場合、次のような原因になります。
- 病気により食べない(風邪など)
- ストレスによる食べない(環境や気候の変化、去勢など)
- キャットフード自体が原因で食べない(品質が悪い、フード入れが合わないなど)
それぞれ解説しますね。
食欲不振の原因1:病気により猫がご飯を食べない場合
猫が食欲不振に陥ったときに考えられる理由の多くが、『病気』です。
人間同様、猫も病気や怪我の状態になると、食欲が低下してしまいます。
ひとえに病気といっても、様々な可能性が考えられます。
下記のような症状が見られたら、なるべく早く動物病院に連れていきましょう。
- 食欲がない
- 下痢
- 嘔吐
- 呼吸が荒い(ハッハッと、ずっと口を開けて呼吸をしているなど)
- 歩き方が不自然(フラフラしている、足を引きずっている、どこかを庇っている歩き方など)
- 便が柔らかい、いつもと違う色や形、または便が出ない
- ずっとぐったりとしている
- くしゃみをする、鼻水が出ている
- よだれのようなものが出ている(※虫歯や口内炎などの可能性があり)
- 口が臭い(※虫歯や口内炎などの可能性があり)
- 部屋の隅でじっとしている(※回復するために隠れている場合がある)
- トイレ以外で用を足してしまう、尿が出ない
- 毛づくろいで特定の場所ばかり掻いている(耳のそばなど)
病気(怪我も含みます)が理由で食べない場合は、食欲以外にも『いつもとは違う点』が必ずあります。
『いつもと違う・不自然』と感じたら病気の可能性が高いので、獣医師に診てもらうようにしましょう。
飼い主の独断がいちばん危険です。
プロフェッショナルである獣医師にちゃんと診てもらってくださいね。
食欲不振の原因2:ストレスにより猫がご飯を食べない場合
猫がご飯を食べない理由として、『ストレス』があります。
強いストレスを受けている状態だと、隅っこに隠れるなど行動が変化し、警戒や不安で食事を取らなく鳴ってしまいます。
猫にとってのストレスは、次のようなものになります。
猫にとってストレスになる要因の例
- 飼い主が長期間帰ってこない
- 寝床やお気に入りのグッズの場所が変わったり、新調された
- トイレが汚い
- 飲み水が汚い
- フードの質が悪い(嫌いなフードばかりあげている)
- 動物病院や知らない場所(屋外)などに連れ回す
- 飼い主が怖い(大声を出す、叩くなど)
- シャンプーや爪切り、歯磨きなどのお世話
- 追いかけ回す
- 引っ越し
- 寝ているときに無理やり起こす
- 嫌がっているのに抱っこしたり構う
- 夏場など、気候の変化によるストレス
- 運動不足によるストレス
- 虐待、事故、怪我によるストレス
- 引っ越しや家具の配置、寝床の新調、ペットホテルなど、環境の変化によるストレス
- 同居人や猫と不仲になる
- 去勢手術や検診、サマーカットなどによる身体的ストレス
これらは一例ですが、猫は様々な要因がストレスになりえます。
猫は特に『変化に弱い』です。
変化とは、寝床が変わる、家が変わる、フードが変わる、知らない人が来る、知らない場所につれて枯れるなどですね。
うちの猫が実際にあった事例として、『引っ越しによるストレス』があります
引っ越しによる環境の変化により、2日ほどキャットフードを食べませんでした(ちゅーるは食べてくれました)。
このように、ストレスが原因で食べなくなることもあります。
ストレスが原因の場合、根本的な解決をしない限り、再び食欲不振に陥る可能性もあります。
食欲不振になったら、『普段となにか違うことをしたか』を、飼い主さん、猫ちゃんの視点から考えてみてください。
獣医師に相談するのもおすすめします
食欲不振の原因3:キャットフードの質が悪くて猫がご飯を食べない場合
猫がご飯を食べない理由として、『キャットフードの質が悪い』可能性があります。
キャットフードの質が悪かったり、猫ちゃんに合わないと、なかなか食べてくれません。
こういった、キャットフード絡みで食べない理由としては、下記が考えられます。
- 美味しいおやつばかり食べさせてしまう(CIAOちゅーるなど)
- 同じキャットフードばかり食べさせてしまう
- キャットフードの品質が悪い(安物のフードは穀物ばかりで好みが分かれる)
- 新しいキャットフードに変えたばかり
- カリカリフードの大きさが合わない
- フード入れが汚い
- フード入れが合わない
それぞれ解説しますね。
美味しいおやつばかり食べさせてしまう(CIAOちゅーるなど)
美味しいおやつばかり食べさせてしまうと、猫ちゃんの舌が贅沢になり、キャットフードを食べなくなってしまいます。
実際に、CIAOちゅーるをたくさん食べさせたら、キャットフードをあまり食べなくなったという例もあるそうです。
CIAOちゅーるに関しては、公式でも『1日4本まで』とされています。
ちゅーるをたくさん食べさせた場合、ちゅーるへの依存度が増してしまい、キャットフードを食べなくなってしまう可能性があります。
美味しいおやつは、与えすぎには注意してください
※CIAOちゅーるに関しては『猫用チュールは危険?あげすぎや高頻度だと太る可能性あり【CIAOちゅーる】』でも解説しています。
食欲不振のときにCIAOチュールを食べさせるのはアリ
CIAOチュールにより、カリカリなどのフードを食べなくなる可能性があるものの、食欲がないときに食べさせるのはアリです。
その場合、フードに混ぜるようにしてあげると、ちゅーると一緒にカリカリも食べてくれたりします。
この方法で、薬をCIAOチュールで包んで食べさせることもできます。
とはいえ、CIAOチュールだけ与え続けるのは良くないので、カリカリなどのフードを食べないのであれば獣医師に診てもらうのが一番です。
同じキャットフードばかり食べさせてしまう
同じキャットフードばかり食べさせてしまうと、そのフードに飽きてしまう可能性があります。
キャットフードに飽きてしまうと、しばらくの間は食べたがらなくなります。
飽きさせないためには、下記のようにするのがおすすめです。
- 複数のフードを順番にあげる
- 複数のフードを混ぜてあげる
- 新しいフードを混ぜてあげる
- カリカリだけでなく、ウェットフードも食べさせる(※逆も同様)
- CIAOちゅーるなどのおやつフードも混ぜる(※おやつの与え過ぎは厳禁)
上記のようにして、同じキャットフードばかり食べさせるのを避けるようにしましょう。
人間同様、猫も同じキャットフードばかりだと飽きてしまいますので、工夫してくださいね
※猫のためのおすすめキャットフードについては『本当に良いキャットフードおすすめ3選【安全なグレインフリーを厳選】』を読んでみてください。
本当に良いキャットフード3種類をランキング形式で紹介
キャットフードの品質が悪い
キャットフードの品質が悪いと、食べてくれない場合があります。
ここでいう『品質の悪さ』とは、下記になります。
- 賞味期限が切れている
- フードのパッケージを開けっ放しにしたり開封をくり返した結果、カリカリが湿気ってしまった
- 長時間ご飯入れに入れっぱなしにしている(ウェットフードは特に)
- 安いキャットフードである(安物は穀物でかさ増しされていることが多い)
- 評判の悪いフードを食べさせている
品質の悪いフードを食べさせていると、食欲不振になったり病気になる可能性もあります。
1度開封したカリカリは、なるべく1ヶ月~2ヶ月以内に食べ切るか、きちんと密封してください。
食べ切れそうになければ、小分けにされているフードにするのも一つの手ですね
小分けされているキャットフードだと『ピュリナワン キャット プレミアムペットフード』が該当し、風味が損なわれにくい仕様になっています。
ピュリナワン キャットフードは僕もおすすめしているので、興味がありましたら『ピュリナワン猫用の口コミや評価レビュー!おすすめする5つの理由とは?』を読んでみてくださいね。
品質が悪いキャットフードは、食べなくなるだけでなく、健康にも影響を及ぼします。
※僕がおすすめしている『本当に良い』キャットフードについては、『本当に良いキャットフードおすすめ3選【安全なグレインフリーを厳選】』を読んでみてください。
新しいキャットフードに変えたばかり
新しいキャットフードに変更した場合、猫によっては警戒したり、嫌いな味で食べない場合があります。
猫ちゃんはグルメなので、どんなに高級なキャットフードであっても食べない可能性があります。
どうしても食べない場合は、おやつフードや他のフードと混ぜて食べさせるのがおすすめです。
猫にも好き嫌いがありますので、無理に食べさせるのはやめて、様子を見ながらあげてみましょう
※僕の猫ががっつくほど食べている、食いつきの良いキャットフードは『本当に良いキャットフードおすすめ3選【安全なグレインフリーを厳選】』を読んでみてください。
カリカリフードの大きさが合わない
猫によっては、カリカリフードの粒の大きさが合っていない可能性があります。
大きさが合わないと、食べづらくなるだけでなく、吐き戻ししたり喉をつまらせる場合も。
大きさが合わなくて食べない例
- 子猫や小型種
▶大きい粒だと噛めない、場合によっては喉をつまらせることも - 成猫や大型種
▶粒が小さすぎると、噛まずに飲み込んでしまうことも。後で吐き戻しする原因にもなる - 老猫(シニア猫)
▶体の機能が弱くなっているので、大きい粒だと食べにくく、吐き戻しする可能性もある - 病気の猫
▶体の機能が弱くなっているため、大きい粒だと食べにくく、吐き戻しする可能性もある
上記はあくまで目安ですが、猫の成長具合や体格、状態によって最適なフードのサイズが異なります。
猫ちゃんがカリカリを食べたがらない場合は、フードの大きさについても見直してみてください。
フード入れが汚い
フード入れ自体が汚いと、フードの品質が低下し、健康にも影響し、食欲も低下してしまいます。
また、ホコリや毛がついていると、フードと一緒に飲み込んでしまう恐れもあります。
猫はきれい好きなので、フード入れが汚れていることが原因で食べなくなってしまうことがあるので、清潔な状態にしておきましょう。
フード入れが合わない
フード入れといっても、大きさや高さは様々で、猫によっては合わなくて食べない場合もあります。
フード入れが合わなくて食べない例
- フード入れの土台が高さが合わないとき
▶適切な高さでないと、食べにくくなる - フード入れの容器が小さいとき
▶ひげが当たるのを嫌がって食べたがらなくなる場合も - フード入れの材質が合わないとき
▶容器の匂いや材質がツルツルorザラザラで合わなくて食べない場合も - フード入れが軽すぎるとき
▶軽すぎるとフード入れが倒れたり安定しない
食べているときに、フードが床にたくさん落ちてしまうときは、フード入れ自体が合っていない可能性があります。
猫種や体格などによっても適切なフード入れが異なるので、色々と試してみてください。
ちなみに、うちの猫が気に入っているフード入れは、『フリーフリー食器』になります。
容器の角度や高さを調節できて、クリーンに使えるのでおすすめです。
こちらの容器は、下記の記事でレビューしているので、参考になれば幸いです。
猫の食欲不振にCIAOちゅーるは効果あり?
猫が食欲不振になったときに、CIAOチュールなどのおやつフードは効果アリ。
フードと混ぜるようにして食べさせることで、食欲がない状態でも食べてくれることがあります。
さらに、お薬を処方されたときにも、チュールで包むようにすると食べてくれたりします(粉末の場合はチュールで混ぜる)。
CIAOチュールだけに頼るのは良くないですが、食欲がないときにはフードとちゅーるを混ぜて食べさせてみてください。
夏バテした猫には『水で溶いたちゅーる』がおすすめ
夏バテした猫には『水で溶いたちゅーる』がおすすめです。
大さじ1ぐらいの水とちゅーるを混ぜてあげることで、水分補給になります。
ちゅーる自体も90%以上が水分なので、より効果的に水分を摂取できます。
CIAOチュールのあげすぎは注意
CIAOチュールはおやつフードとして人気がある商品ですが、あげすぎには注意してください。
製造元では『1日4本まで』と記載されていますが、1日1~2本が目安です。
CIAOチュールをあげすぎると、ちゅーる以外食べたがらなくなる場合もあるので、適量を食べさせてください。
※CIAOチュールについては、『』でも詳しく解説しています。
【まとめ】1日食べなかったら動物病院へ連れて行こう
さいごになりますが、1日ほとんど食べなかったら、動物病院に連れて行くことをおすすめします。
獣医師なら分かる場合が多いので、少しでも不安になったら、動物病院で相談してみてください。
最愛の猫ちゃんのために、飼い主がきちんと判断してあげましょう。
下記にこの記事の内容をまとめましたので、参考になれば幸いです。
次のような症状がある場合は、なるべく早く動物病院に連れて行こう
- 下痢
- 嘔吐
- 呼吸が荒い(ハッハッと、ずっと口を開けて呼吸をしているなど)
- 歩き方が不自然(フラフラしている、足を引きずっている、どこかを庇っている歩き方など)
- 便が柔らかい、いつもと違う色や形、または便が出ない
- ずっとぐったりとしている
- くしゃみをする、鼻水が出ている
- よだれのようなものが出ている(※虫歯や口内炎などの可能性があり)
- 口が臭い(※虫歯や口内炎などの可能性があり)
- 部屋の隅でじっとしている(※回復するために隠れている場合がある)
- トイレ以外で用を足してしまう、尿が出ない
- 毛づくろいで特定の場所ばかり掻いている(耳のそばなど)
ストレスにより食欲不振になる場合もあり
- 夏場など、気候の変化によるストレス
- 運動不足によるストレス
- 虐待、事故、怪我によるストレス
- 引っ越しや家具の配置、寝床の新調、ペットホテルなど、環境の変化によるストレス
- 同居人や猫と不仲になる
- 去勢手術や検診、サマーカットなどによる身体的ストレス
- 飼い主が長期的に不在になったことによる寂しさからくるストレス
キャットフードの質が悪くて食べない場合もあります
- 美味しいおやつばかり食べさせてしまう(CIAOちゅーるなど)
▶舌が贅沢になる - 同じキャットフードばかり食べさせてしまう
▶飽きる - キャットフードの品質が悪い
▶賞味期限、開けっ放しでしける、長時間ご飯入れに入れっぱなし - 新しいキャットフードに変えたばかり
▶新しいキャットフードに慣れていない、合わない - カリカリフードの大きさが合わない
▶年齢や体格、健康状態などで最適なサイズが変わる - フード入れが汚い
▶猫はきれい好きなので、フード入れが汚いとストレスになる - フード入れが合わない
▶フード入れが小さい、または高さが合わないなどで、食べにくい
※猫がご飯を食べない原因はキャットフードの可能性もありますので、詳しくは『本当に良いキャットフードおすすめ3選【安全なグレインフリーを厳選】』を読んでみてください。
本当に良いキャットフード3種類をランキング形式で紹介
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[記事を書いた人]タストテン
横浜歴30年以上の横浜大好きブロガー。
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