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集中できる音とは?勉強に集中できる雑音や音楽について解説

[最終更新日]

集中できる音とは?勉強に集中できる雑音や音楽について解説

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  • 『図書館で勉強したいけど、静かすぎて集中できない』
  • 『好きな音楽でテンション上げて勉強しようとしたけど集中できなかった・・・』
  • 『外の工事の音が気になって仕事に集中できない』

こんな悩みに答えます。

こんにちは、タストテンです

仕事や勉強に集中したいのに、『音』が気になって捗らなかったことってありませんか?

『音』は集中する上でとても重要な要素で、音によっては集中力を低下させてしまうことも…。

音によって集中できない人、音を使って集中したい人の、その『音』の違いとは?

今回は、集中力を高めたい時に効果的な『音』について解説していきます。



集中できる音とは?勉強に集中できる雑音や音楽について解説

集中できる音とは?勉強に集中できる雑音や音楽について解説

『音』は、集中力に関わる大きな要因のひとつです。

『集中力を上げるために音楽を聴く』
『カフェで作業をするとなぜか集中できる』

一度は経験したことがあると思います。

逆に、『大きな(うるさい)音』や『自分が興味のある話題の話し声』、『不快な音』などは、集中するどころか、気になったりストレスになりますよね。

このように、集中力が高まる音と低下する音があります。
それでは、どんな音が集中力アップにつながるのでしょうか?

それは、『環境音』です。

『環境音』が集中力を高める

環境音とは、『自分が気にならない音(無意識に聞いている音)』のことです。
例えば『周囲の話し声』や『車の音』、『歩いている音』など、『本人が気にならない音ならば』、すべて環境音に該当します。

この環境音こそが、集中力を高めるのに非常に効果的なのです。

カフェで作業すると集中できる人が多いのは、『周囲の話し声』という環境音が程よく流れているからですね。

ただし、程よい周囲の話し声がうるさい周囲の話し声に変わったら、それはもう環境音ではなくなります。
『自分が気になる音(意識的に聴いている音)』になってしまったからですね。

効果的な環境音は?

環境音の中で、『効果的だ』とよく言われているのが下記になります。

  • カフェの周囲の音
  • 雨の音
  • ホワイトノイズ

カフェの周囲の音

70デシベル前後の環境音が、集中力を高めるのに良いとされています。
カフェの周囲の音は、この70デシベルに近い環境なので集中できる人が多いようです。

ちなみに図書館は50デシベル前後と静かなので、環境音としては物足りません。
図書館だと落ち着かない(集中できない)人がいるのはこのためですね。

雨の音

(それなりの雨量の)雨音は、雑音(ノイズ)に近い音になります。
一定で繰り返される雑音は、環境音として適しています。

雨の日だけでなく、雨音を再現しているアプリもあります。

雨音に限らず、水の流れる音や波の音にも一定のリズムがあり、集中力を高める効果があります。

ホワイトノイズ

ホワイトノイズとは、あらゆる周波数を等しく含む雑音(ノイズ)のことです。
テレビの映像が流れない時の『ザー』とした音が『ホワイトノイズ』になります。

ホワイトノイズは雨の音と同様、環境音として最適です。

ホワイトノイズもアプリやBGMで再現することができます。

さらに、ホワイトノイズを発生させるスピーカーもあります。
下記の製品は6種類のホワイトノイズだけでなく、様々なヒーリングサウンドが収録されています。
タイマー付きなので、勉強や仕事だけでなく、寝る時にも便利ですね。

環境音は人それぞれ異なる

効果的な環境音は、上記で挙げたもの以外にもたくさんあります。

インスト音楽やボーカル入りの楽曲も、人によりますが集中できる環境音になりえます。
他にも、集中力を高めることに特化したCDも発売されています。

環境音は人それぞれ異なります。
そのため、自分に合った『環境音』を見つけましょう。

カフェなどの環境音がある場所に行く、環境音を作り出せる(用意できる)環境にすることが大切ですね。

イヤホンよりスピーカーで聴いたほうが集中しやすい

音楽を聴きながら作業する人も多いと思います。
その場合、イヤホンで聴くよりスピーカーの方が集中しやすい場合があります。

これは、音の位置関係により、イヤホンだと『音が近すぎる』ことで気になってしまうからです。
気になってしまうと、それは環境音ではなくなります。

スピーカーだと離れているので『周囲の音(環境音)』により近くなり、イヤホンと比べると気になりにくいのです。

これはあくまで『人それぞれ』なので、イヤホンの方が集中できるならそれで問題ないと思います。

僕もイヤホンで音楽を聴きながら作業するときがありますが、イヤホンによる音の密閉感でいい感じに集中できます。

スピーカーで悩んでいる人は、下記のような面白いスピーカーもあります。
話しかけることで音楽を再生するだけでなく、エアコンやテレビなどの電気のオンオフやKindle本の音読などのコミュニケーションをすることができます。

無音は集中するのに向かない

無音は、文字通り音がない状態です。
この場合の無音とは、『周囲の音がない(作業音以外の音がない)』状態とします。

『周囲の音がなければ集中できそう』
と感じる人も多いと思いますが、実際は音が無いと落ち着かなかったり、気になってしまいます。

なぜなら、脳は『視覚』と『聴力』に大きく依存しているからです。
真っ暗で無音な閉鎖空間にいると、人間は数時間もしないうちに『精神的に耐えられなくなる』といわれています。

人は無意識のうちに音を頼りにしていて、無音ですと不安や恐怖を感じます。
無音の状態でも『音』を探してしまいます。

そうなると聴覚の感覚が研ぎ澄まされ、キーボードのタイピング音などの作業音が際立つ(敏感になる)ようになってしまいます。
キーボードに限らず、自分の呼吸音や服が擦れる音などの、わずかな音も同様ですね。

そのため、少なからず『周囲の音(環境音)』が必要になります。

まとめ。集中力を高める環境音を手に入れるために

話をまとめると下記のようになります。

まとめ

  • 自分が気にならない音(無意識に聞いている音)はすべて環境音になる
  • 反対に、自分が気になる音(意識的に聴いている音)は環境音にならない
  • 環境音は人によって感じ方が異なる(人によって気になる・気にならないがあるため)
  • 環境音におすすめな音は、カフェの周囲の音、雨音、ホワイトノイズ、自然音など
  • 他にも波の音などの繰り返し音も効果的
  • 音楽はイヤホンよりスピーカーで聞いたほうが環境音に近く感じる
  • 無音は不安や恐怖を感じるため、気になってしまい、集中に向かない

集中力を高める環境音を手に入れるためには

  • カフェに行く
  • 雨音やホワイトノイズなどの環境音の音源アプリやCDを入手する
  • 自宅ならスピーカーで聞く
  • 気にならない程度の音量にする
  • 環境音は人それぞれ。自分に合った環境音を見つけよう

さいごに

集中力を高める方法はたくさんありますが、今回は聴覚に頼った方法を解説しました。

音によって、人は様々な感情を抱きます。
『環境音』は漠然としていて、感じ方も人それぞれになるため、この記事を参考にして自分に合った環境音を見つけてくださいね。

そして、少しでも仕事や勉強に集中できるようになれば幸いです。

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プロフィール

[記事を書いた人]タストテン

横浜歴30年以上の横浜大好きブロガー。 ブログ開設1年で年間390万PVを達成。

当ブログ(P+arts:パーツ)では、実体験を基に『暮らしや仕事に役立つライフハックと雑学』を発信しています。
生活の一部として役立てることができれば幸いです。