- 五月病って何?どんな人が5月病になるの?
- ゴールデンウィーク明けは、会社に行くのがしんどい・・・
- 新しい環境に馴染めなくて辛い
こんな疑問や悩みに答えます。
長期休暇明けの仕事や学校って、しんどいですよね・・・。
2019年のゴールデンウィークは、10連休になる会社も多いようですね。
4月や5月は、新しい環境や人間関係の構築に悩む人が多く、ゴールデンウィークで五月病(5月病)を患ってしまう人が増えています。
そこで今回は、五月病の原因や対策、治し方について解説していきます。
この記事では、下記の流れで順番に解説していきますね。
- 五月病とは『心の病気』のことです
- 五月病の主な症状
- 五月病の原因
- 五月病になりやすい人の特徴
- 五月病の対策方法は5つあります
結論を簡潔にまとめますと、五月病にならないためには下記の方法で対策しましょう。
- セロトニンの分泌を促すこと
- 悩んだら親しい人に相談する
- 気負いすぎない
- 完璧を求めすぎない
- ストレスを溜め込まない
新しい環境、慣れない環境での仕事や人間関係で悩む人はたくさんいます。
まずは、ご一読いただけると幸いです。
それでは、詳しく解説していきますね。
五月病とは『心の病気』のことです
実は五月病(ごがつびょう)は、正式な病名ではありません。
五月病(5月病)は、医学的には『適応障害(もしくは、うつ病)』にあたり、心の病気とも呼ばれています。
五月病は、新しい環境や一人暮らしといった新生活にあたり、ストレスや環境に適応できなかった人が、ゴールデンウィーク明けにやる気がなくなってしまう状態のことをいいます。
慣れない環境の中、やる気があったり、頑張ろうと無理をしてきた結果、ゴールデンウィーク中に心身の疲れが一気に出てきて、仕事や学校への意欲がなくなる、無気力状態に陥ってしまうのです。
一種の『燃え尽き症候群』や『サザエさん症候群』、『心が折れる』といった表現に近いものがありますね。
このように、『やる気が出なくなってしまう』といった状態になると、危険信号になります。
【補足】2019年のゴールデンウィークは10連休になるので、より一層注意が必要
2019年のゴールデンウィークは、新元号(改元)に伴い10連休になる会社も多いですよね。
例年より長期の休みとなるため、五月病を患いやすいと言われています。
連休が長くなればなるほど仕事や勉学への意欲が低下しやすいため、注意が必要になります。
五月病の主な症状
五月病の主な症状は下記になります。
- 無気力
- 不安感
- 焦燥感
- うつ状態
- 不眠
- 疲労感
- 倦怠感
- 食欲不振
- 人間不信
・・・など。
五月病は『心の病気』と呼ばれるように、症状が精神的なものになります。
じゃあ、五月病になる原因はどういうのがあるの?
次の項で解説しますね。
五月病の原因
五月病になる原因は、主に下記になります。
学生の場合
社会人の場合
五月病になりやすい人の特徴
五月病になりやすい人の特徴は下記になります。
- 完璧を求める人
- 早期から結果を出そうと張りきり過ぎる人
- ちょっとした失敗をしただけで深く悩んでしまう人
- 人間関係で悩む人
- ストレスを溜め込んでしまう人
それぞれ解説しますね。
完璧を求める人
完璧な仕事を求めすぎると、メンタルが消耗しやすいです。
とくに完璧主義の人は、人一倍気を使い、人一倍疲れやすく、人一倍消耗します。
完璧を求めても思った成果が出せず、頑張りすぎてメンタルを消耗してしまいます。
早期から結果を出そうと張り切りすぎる人
早期から結果を出そうと張り切りすぎる人も五月病になりやすいですね。
やる気があるのはすごく良いことなのですが、完璧を求める人と同様に、結果を出そうと頑張りすぎてしまいます。
その結果、無理して体を壊したり、メンタルを消耗しまうのです。
ちょっとした失敗で深く悩んでしまう人
ちょっとした失敗で深く悩んでしまう人・落ち込んでしまう人も、五月病になりやすいですね。
どんなにすごい人でも、絶対に失敗はします。
ましてや、はじめのうちは失敗ばかりになるのも当然で、しかたがないことなのです。
ちょっと失敗したからといって、その度に深く悩んだり、落ち込んでしまっては、メンタルを消耗してしまいます。
人間関係で悩む人
春は新しい職場や学校のクラス替えなどで、人間関係に悩む人も多いですよね。
世の中は様々な性格の人がいるので、身近にいる人が嫌いなタイプだったり、苦手な人だったりする場合もあります。
また、新たに人間関係を築く際にも気を使ったりして、思った以上にストレスになります。
そのため、人間関係で気が滅入ったり悩んだりした結果、五月病になってしまうのです。
ストレスを溜め込んでしまう人
ストレスを溜め込んでしまう人も要注意です。
新しい環境や生活、人間関係は、想像以上にストレスがかかります。
そのため、ストレスをこまめに発散しないと、どんどん溜まっていき、メンタルが消耗しきってしまうのです。
じゃあ、五月病になりやすい人はどうすればいいの?
次の項で、五月病の対策方法について解説していきますね。
五月病の対策方法は5つあります
五月病に対する主な対策方法は、下記になります。
- セロトニンの分泌を促すこと
- 悩んだら親しい人に相談する
- 気負いすぎない
- 完璧を求めすぎない
- ストレスを溜め込まない
それぞれ解説しますね。
【対策1】セロトニンの分泌を促すこと
五月病の対策で意識してほしいのことは、『セロトニン』です。
セロトニンは別名『幸せホルモン』とも呼ばれ、リラックスしたり、心を安定化させたり、脳の覚醒効果に作用します。
このセロトニンは人体に必要不可欠なものです。
セロトニンが不足すると、心のバランスが乱れてしまい、うつ病などになる可能性があります。
セロトニンを増やす主な方法は、下記になります。
- 起床後に太陽の光を浴びる
- 規則正しい生活を送る
- 反復運動(リズム運動)をする
- ゆっくりと深呼吸する
- セロトニンの分泌を促す食材を食べる
- スキンシップを取る
五月病は心の病気であるため、セロトニンの分泌量を増やし、不足しないようにすることが重要です。
セロトニンを増やす具体的な方法に関しては、『ネガティブをポジティブに変える食べ物や生活習慣【セロトニンが必要】』を読んでいただけると幸いです。
【対策2】悩んだら親しい人に相談する
悩みは溜め込まないでください。
悩み続けることで、ストレスにもなり、精神的に苦痛になっていきます。
結局ちゃんとした回答は得られず、精神を消耗し続けて、入社から3年経って退職しました。
僕が経験から得た回答は、『悩んだら人に相談すること』でした。
また、悩みはアウトプット(頭の中の考えを発信する)することで、モヤモヤした不透明な悩みを具体化しやすくなります。
悩んだらひとりで抱え込まずに、誰かに頼りましょう。
【対策3】気負いすぎない
入社直後からやる気に満ち溢れるのは良いことです。
ですが、あまり意気込んでしまうと空回りしたり、メンタルを消耗してしまいます。
あまり気負いすぎずに、『今の自分にできることをできることだけする』ようにしましょう。
自分のパフォーマンス以上の力を出そうと、結果を出そうとして消耗しないように、まずは足元をしっかり見ていくことが大切です。
【対策4】完璧を求めすぎない
完璧な仕事を求めすぎると、メンタルが消耗しやすいです。
とくに完璧主義の人は、人一倍気を使い、人一倍疲れやすく、人一倍神経をすり減らして消耗します。
そのため、他の人に頼ったり、時間や優先順位、妥協できるラインを決めて、見切りをつけることが大切です。
【対策5】ストレスを溜め込まない
悩みと同様に、ストレスも溜め込むことでメンタルを消耗します。
可能な限り、その日に発生したストレスは、その日のうちに発散するようにしましょう。
ストレスは溜め込まないのが鉄則です。
土日休みは仕事のことを忘れて、思いっきり遊ぶのが効果的です。
【まとめ】五月病にならないために
新しい環境や生活、人間関係に悩む人は多いと思います。
- 少しでも悩んだら誰かに相談する
- セロトニンの分泌を促す行動をする
- 気負いすぎず、完璧を求めない
- ストレスを溜め込まない
この辺りに気をつけつつ、土日休みで気分転換をして、リフレッシュしていきましょう。
また、今回の内容はあらゆる場面において、メンタルを消耗しないための対策にもなりますので、参考にしていただけると幸いです。
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[記事を書いた人]タストテン
横浜歴30年以上の横浜大好きブロガー。
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