こんにちは、タストテンです。
- 『一人暮らしも節約や健康のために自炊を勧められるけど、本当に効果があるの?』
- 『一人暮らしは、掃除なども全部一人でやらないといけないから、自炊はあまりしなくてもいい?』
こんな疑問や悩みに答えます。
一人暮らしの自炊って、大変ですよね。
僕も一人暮らしを6年以上続けていますが、ハッキリ言って自炊は大変ですし、何よりめんどくさいです。
自炊に様々なメリットがあるのは間違いありません。しかし、自炊はメリットばかりに囚われていると思わぬ見落しをすることになります。
そこで今回は、一人暮らしの自炊についての悩みや疑問を、一人暮らしを長く続けている僕の観点で解説していきます。
この記事では、下記の流れで順番に解説していきますね
- 一人暮らしの自炊はメリットばかりではないという話
- 一人暮らしの自炊はデメリットもあります
- 一人暮らしの自炊はよく考えて決めたほうが良い
一人暮らしの自炊はメリットばかりではありません。
慣れないうちは大変ですし、自炊は時間や労力も消費するということも知る必要があります。
それでは、詳しく解説していきますね。
一人暮らしの自炊はメリットばかりではないという話
よく自炊のメリットとして挙げられるのが下記になります。
- 健康に良い
- 食費を節約できる
- 食事を自分で調節できる
- ダイエットにもなる
- 脳トレになる
ただし、これらの中には誤った認識もありますので、解説しますね。
【メリット1】健康に良い
自炊が健康に良いというより、体に悪い食べ物を控えれば外食でも問題ありません。
さらに、自炊以前に、食事だけで必要な栄養をすべて満たすのは困難です。
例えば、『野菜を1日350グラム食べるのが目標』とされていますが、毎日そんなに食べられますか?
そのため、サプリメントや青汁など、『食事以外で栄養を補助するもの』も必要になってきます。
つまり、自炊だけで健康になるのは難しいということです。無理ではありませんが、圧倒的に食費がかかりますよ。
『自炊=健康に良い』は必ずしもイコールではないということを知ってください。
自炊が健康に良いからと、食事だけで栄養バランスを満たそうとすると、食費がかかりますので注意する必要があります。
【メリット2】食費を節約できる
自炊は確かに節約できます。
例えば、外食で800円ぐらいする定食を家で作れば、500円もかけずに済みます(味はともかく)。
その気になれば、1日3食うどんにすれば圧倒的に節約できます。
しかし、『健康をどれだけ意識するかで自炊の節約効果が変わる』ということを知ってください。
圧倒的に節約したいなら1日3食うどんにすれば良いですが、『健康面で考えるとダメ』ですよね。
反対に、健康を重視しすぎると、食材コストがかかりすぎて節約効果はあまり見込めません。野菜は色んな種類を揃えると高いのです。
そのため、自炊だけで健康的に節約するというのは難しいと言えますね。
また、食材の費用以外にも、調味料もかかりますし、洗剤や光熱費・水道代なども考慮する必要があります。
自炊による健康と節約の両立は難しいということを知っておいてください。
【メリット3】食事を自分で調節できる
食事を自分で調節できるのは、自炊のメリットですよね。
自炊なら自分の食べたいものを、好きな味付けで、好きなだけ食べることができます。
そういう自由度が高いというのが、自炊の良いところですね。
【メリット4】ダイエットにもなる
自炊=ダイエットはちょっと違いますね。
痩せるかどうかは、自炊に限った話ではありません。
ダイエットをしたいのであれば、自炊でなくても1食分の摂取カロリーを減らしたり、運動で消費カロリーを増やせばいいですよね。
自炊にしても、外食にしても、『何を食べるか・どれぐらい食べるのか』が重要ですので、それを念頭におく必要があります。
極端な話、1日3食うどんにすれば、自炊だろうと外食だろうと痩せられます。ただし、健康的ではありませんのでオススメしません。
【メリット5】脳トレになる
結構考えて料理する必要があるので、自炊は脳トレになります。
何を作るか決めて、食材を探し、調理方法や味付け、分量などを考えていくとなると、かなり頭を使うことになります。
ちなみに、ボーっとしながら包丁を扱ったら危険ですので注意してくださいね。
一人暮らしの自炊はデメリットもあります
自炊には明確なデメリットもあり、下記になります。
- 調理時間など、『時間的なコスト』がかかる
- 料理好きでなければ、『労力』もかかる
それぞれ解説しますね。
調理時間など、『時間的なコスト』がかかる
自炊のデメリットのひとつとして、『時間的なコスト』がかかります。
『時間的なコスト』というのは下記になります。
- レシピを考える時間
- 食材を買いに行く時間
- 食材を選ぶ時間
- 調理全般の時間
- 調理器具や食器を洗って片付ける時間
これらは、手間をかければかけるほど、また健康面を考慮すればするほど時間的コストがかかります。
自炊に時間を掛けるのは、時間の無駄遣いを懸念しますね。
料理好きでなければ、『労力』もかかります
料理好きならともかく、そうでなければ労力もかなりのものになります。
僕も料理はそこまで好きではないので、自炊の負担はかなり感じています。
そういった事を踏まえて、自炊をするかどうか決める必要がありますね。
一人暮らしの自炊はよく考えて決めたほうが良い
一人暮らしの自炊はよく考えて決めたほうが良いですね。
- 自炊は節約できるよ
- 自炊は健康に良いよ
など、自炊のメリットをひとつずつ紐解けば、確かに効果があるように見えます。
しかし、自炊だけで節約と健康を両立させるのは難しいです。
そのため、節約と健康を両立させようとすれば、双方のメリットがほとんどなくなります。
何も考えずに、『自炊は良い』という風潮だけで自炊をするのはやめましょう。
自炊をするなら、明確な計画を立てて、自炊で何を求めるのかを見極める必要があります。
よくある自炊の勘違いの例
よくある自炊の勘違いの例を下記にまとめてみました。
よくある自炊の勘違いの例
- 自炊したら健康的になる
→食事だけで栄養を補おうとして、たくさんの量を食べきれずに無駄にする。食べ過ぎて太る - 自炊したら節約できる
→体に良いもの、健康を意識しすぎて食費がかかる。逆に節約を意識し過ぎて体調を崩す、ストレスになる - 自炊は食事量を自分で調節できる
→作り過ぎて飽きる、食べきれずに廃棄、食べ過ぎて太る - 自炊したら痩せられる
→好きなものを好きなだけ食べられるから、メニューをちゃんと考えないと太る - 自炊は脳トレになる
→そもそも脳トレ自体が目的なら、脳トレ本を買ってやればいいのでは?
自炊をするなら、調理時間や健康面、費用対効果、労力などを意識して行いましょう
自炊をするなら、調理時間や健康面、費用対効果、労力などを意識して行うようにしましょう。
明確に、『節約したい』などの目的設定をすることが大切です。
その上で、『調理時間や労力を費やすほどのメリットを感じるのであれば』、続けても良いですね。
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[記事を書いた人]タストテン
横浜歴30年以上の横浜大好きブロガー。
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