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こんにちは、タストテンです。
突然ですが、太陽の光、ちゃんと浴びてますか?
太陽に光には様々な効果があります。
とくに起床時に浴びることで、生活リズムを整えたり脳や体の活動を活性化させるなど、健康面にメリットがあります。
そこで今回は、『太陽の光を浴びることによる効果』について解説します。
※太陽の光を浴びる際、夏場はとくに紫外線に注意してください。
この記事の内容
太陽の光を浴びる効果
起床後に太陽の光を浴びることで、その日を快適過ごすことができ、睡眠の質が向上します。
太陽の光を浴びることによる主な効果は、下記になります。
- 体内時計(生活リズム)をリセットする働きがある
- 眠気を覚ますことができる
- 体と脳の活動を活発にする
- うつ病の予防・改善
- 感情を穏やかにする
- 骨を丈夫にする(強くする)
それぞれ解説します。
体内時計(生活リズム)をリセットする働きがある
体内時計と1日(24時間)とは若干のズレがあります。
このズレをリセットさせる効果があるのが、太陽の光を浴びることです。
体内時計が乱れる(ズレる)と、昼間なのにボーッとしたり、夜なのに眠れなくなったり、朝起きられなくなるなど、生活のリズムが狂ってしまいます。
そのため、起床後に適度な太陽の光を浴びて、生活リズムを整える必要があります。
眠気を覚ますことができる
太陽の光を浴びることで、眠気を覚ますことができます。
これは『メラトニン』という、眠気を作用する神経伝達物質が、太陽などの光によって減少するからです。
メラトニンは光に弱く、とくに太陽の光を浴びることで減少します。
そのため、起床後に太陽の光を浴びることでメラトニンが減少し、眠気を覚ますことができます。
ポイント
メラトニンは光に弱いため、太陽の光を浴びるのが一番効果的になりますが、曇り空でも充分に効果があります。
室内の照明の明るさでは不十分ですので、カーテンを開けて外の光を浴びるようにしましょう。
体と脳の活動を活発にする
太陽の光を浴びることで、体と脳の活動を活発にすることができます。
これは『セロトニン』という神経伝達物質による作用で、セロトニンの覚醒効果により、体や脳が活性化します。
セロトニンは光(特に太陽の光)を浴びたり、反復運動(リズム運動)、食事などにより分泌を促すことができます。
食事は『トリプトファン』を含む食品(豆類、玄米、バナナ、卵、乳製品など)を食べることで、セロトニンを増加させることができます。
起床後に太陽の光を浴びつつ、ウォーキングなどの反復運動を行い、朝食にバナナなどを食べることで、セロトニンの分泌をより促すことができるようになります。
セロトニンについては、『【セロトニンが必要】ネガティブをポジティブに変える食べ物や生活習慣』に詳しく書いています。
ポイント
セロトニンの分泌は太陽の光が効果的ですが、曇り空でも十分に効果があります。
とは言っても、室内の照明の明るさだけでは不十分です。
そのため、直接的に太陽の光を浴びなくても、カーテンを開けて外の光を浴びるようにしましょう。
うつ病の予防・改善
太陽の光を浴びることで、うつ病の予防・改善の効果があります。
うつ病の中でも、冬のうつ病により効果的です。
冬になるとうつ病になることから、『ウインターブルー』とも呼ばれます。
セロトニンが不足することで心のバランスが乱れてしまい、精神的に不安定になります。
冬は寒いので、晴れの日が多くても家に篭りっきりの人が多いと思います。
さらに日照時間も冬にかけて減少しますので、セロトニンの分泌が少なくなりがちになってしまいます。
冬のうつ病の予防・改善としては太陽の光を浴びて、ウォーキングなどの反復運動を行い、セロトニンの分泌を促すようにするのが効果的です。
感情を穏やかにする
先述しましたが、太陽の光を浴びることで、セロトニンの分泌を促すことができます。
セロトニンは『幸せホルモン』とも呼ばれ、感情を落ち着かせて(リラックスさせて)、心のバランスを整える役割もあります。
セロトニンが不足すると心のバランスが乱れてしまい、怒りっぽくなったり、うつ病になるなど、精神的に不安定になってしまいます。
ストレス社会で不足しがちなセロトニンを、太陽の光を浴びて取り入れましょう。
骨を丈夫にする(強くする)
骨を丈夫にする(強くする)栄養素に、『ビタミンD』があります。
ビタミンDは食物から摂る以外にも、太陽の光を浴びることで、体内で作り出すことができます。
そのため、『サンシャイン・ビタミン』とも呼ばれています。
太陽の光を浴びて体内にビタミンDを作り出し、骨を丈夫にして、骨粗しょう症の予防にも効果があります。
ビタミンDは不足しがちな栄養素なので、太陽の光を浴びて積極的に摂るようにしましょう。
ただし夏場など、日差しが強い状態では、紫外線に注意してください。
冬なら1時間前後、夏なら木陰で30分前後がベストです。
起床時や出勤時以外にも積極的に太陽の光を浴びるようにしましょう。
太陽の光を浴びる際の注意事項
太陽の光を直接浴びる際は、紫外線対策が必要になります。
とくに夏場は朝から紫外線が強くなるため、木陰などの陽が直接当たらない所がベストになります。
太陽の光に直接当たらなくても十分効果があります。
夏場は木陰で30分前後、冬場は1時間前後の日光浴が効果的です。
さいごに
太陽の光には、人間にとって必要な要素がたくさんあります。
紫外線に注意しつつ、起きたらすぐに太陽の光を浴びて、健康的な生活を送るようにしましょう。
それではまた。
[最終更新日]
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[記事を書いた人]タストテン
横浜歴30年以上の横浜大好きブロガー。
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