- 『勉強に集中できないときは、散歩をするのが脳に効果的って本当なの?』
- 『仕事で座りっぱなしだと集中できない。なにか良い方法はない?』
こんな悩みに答えます。
こんにちは、タストテンです。
集中するために作業しようとしても、ダラダラしてしまったり、他のことをやって仕事や勉強が捗らなかったことってよくありますよね。
集中力アップでよく小耳に挟むのが、『散歩すると集中力(や記憶力)がアップする』です。
- 散歩で集中力アップって本当なのでしょうか?
- なぜ、散歩すると集中力がアップするのでしょうか?
そこで今回は、散歩で集中力がアップするという疑問について解説していきます。
この記事では、下記の流れで順番に解説していきますね。
- 散歩で集中力がアップするのはなぜ?
- クリエイティブな人は散歩をする
- 効果的な散歩のしかた
結論を少しだけネタバレすると、散歩で集中力がアップする理由は下記になります。
- セロトニンの分泌に効果的だから
- 気分転換になり、頭がスッキリするから
- スイッチを切り替えられるから
『散歩』は気軽にできて簡単なので、まずはご一読いただけると幸いです。
それでは、詳しく解説していきますね。
散歩で勉強や仕事の集中力がアップするのはなぜ?
散歩で勉強や仕事の集中力がアップするのはなんでなの?
こんな疑問があると思います。
このようなことを言われたことがあると思いますが、実際にその通りでして、理由は下記になります。
散歩で集中力がアップする理由
- 散歩はセロトニンの分泌に効果的だから
- 散歩は気分転換になり、頭がスッキリするから
- 散歩はスイッチを切り替えられるから
それぞれ解説しますね。
散歩はセロトニンの分泌に効果的
散歩をすることで、『セロトニン』の分泌を促すことができます。
セロトニンは『幸せホルモン』とも呼ばれ、メンタルや生体リズム、睡眠、体温調節などに作用します。
このセロトニンには、集中力アップや記憶力アップの効果もあります。
そのセロトニンの分泌を促す主な方法は、下記になります。
- (起きてすぐに)太陽光を浴びる
- 反復運動(リズム運動)を行う
- ゆっくりと深呼吸する
- セロトニンの分泌を促す食材を食べる
- スキンシップをする
散歩は、上記で言う、
- (起きてすぐに)太陽光を浴びる
- 反復運動(リズム運動)を行う
を行うためのものです。
さらに散歩しつつ、途中でゆっくりと深呼吸したりするのも効果的ですね。
このように、散歩はセロトニンの分泌を促すために、適した手段であると言えます。
セロトニンについては、『ネガティブをポジティブに変える食べ物や生活習慣【セロトニンが必要】』にも詳しく書いています。
セロトニンが不足すると不眠やネガティブといった弊害があるため、興味がある方はぜひ読んでみてください。
散歩は気分転換になり、頭がスッキリする
仕事や勉強で座りっぱなしでいると、脳への血行は悪くなっていきます。
すると、集中力だけでなく、判断力や思考力も鈍っていきます。
歩くことで脳への血行が良くなり、頭が活性化します。
また気分転換になり、リフレッシュすることで、クリエイティブな閃きやアイデアが湧きやすくなります。
仕事や勉強で、机の前で延々と考え続けるよりは、散歩しながらの方が良いアイデアが閃きやすくなりますね。
散歩はスイッチを切り替えられる
仕事や勉強を『集中する時間』とすると、散歩は『休憩する時間』にあたります。
- 仕事や勉強は『集中する時間』
- 散歩は『休憩する時間』
このように、脳も集中と休憩をスイッチ(切り替える)するのが重要です。
というのも、人間の集中力は、どんなに長くても90分程度しか持続しません。
最大で90分なので、おおよそ50分前後の持続ができれば、十分に集中力があると言えますね。
いわゆる『集中力がある人』は、集中する時間と集中しない時間(休憩)を交互に行い、必要な時に集中できるようにしているのです。
このスイッチを切り替えるのに効果的なものとして、『体を動かす』というのがあります。
デスクワークとは全く異なる動作をすることで、容易にスイッチすることができるようになります。
そのため散歩は、体を動かすというキッカケとして十分な理由になりえます。
僕は、5分ほど散歩に出かけることがよくあります。
こういうプチ休憩をはさみ、集中する状態と集中しない状態をこまめにスイッチしていくのが重要になります。
クリエイティブな人は散歩をする【勉強や仕事の集中力がアップ】
散歩は、偉人や有名人も実践しています。
- Appleの元CEO『スティーブ・ジョブズ』
- 音楽家『ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン』
- 物理学者『アルベルト・アインシュタイン』
多くの偉人や有名人たちも散歩を積極的に行い、大切にしてきました。
歩くことは、クリエイティブかつ、アイデアが生まれることを知っているからですね。
このように、散歩は脳を活性化させる効果があり、集中力アップにも効果があります。
効果的な散歩のしかた
散歩とはいっても、ただ歩くよりは、意識して散歩した方が効果的です。
そこで、効果的な散歩のしかたを下記にまとめました。
- 散歩する時間帯を決める
- 散歩にかける時間を決める
- 散歩する場所(ルート)を決める
- 晴れの日に散歩するのが望ましい
- 散歩に+αを組み合わせることで、より集中力がアップする
それぞれ解説しますね。
散歩する時間帯を決める
散歩する時間帯を決めましょう。
理想は『朝の散歩』です。
起床後すぐに散歩をすることで、太陽の光を浴びつつ、反復運動をして、効果的にセロトニンの分泌を促すことができます。
さらに、睡眠ホルモン豊も呼ばれる『メラトニン』の分泌を抑え込むことができるので、目を覚まし、体内時計をコントロールすることができます。
メラトニンについては、『眠れない人の睡眠を改善する4つの生活習慣【メラトニンとセロトニンが必要】』に詳しく解説していますので、興味がありましたら読んでみてください。
他にもランチの後など、『眠くなるタイミング』で散歩をすることで、目覚め効果も得られます。
このように、散歩する時間帯を決めることが重要になります。
散歩にかける時間を決める
散歩にかける時間を決めましょう。
散歩は5分でも10分でも、30分でもOK。
1日1回ガッツリ散歩するのも効果がありますが、5分を数回に分けても良いですね。
5分の散歩でしたら、仕事中のちょっとした息抜きに利用することができます。
朝の散歩は、少し長めに時間をとるのがおすすめです。
20分は散歩できると、セロトニンの分泌を十分に促すことができます。
ランチ後の昼休憩も、少し長めの散歩をするのも良いですね。
注意点としては、夏場は紫外線が強いので、5分の散歩でも紫外線対策はした方が望ましいですね。
朝だと夏でも比較的、紫外線が弱いので、最低限のケアをするだけでも良いかもしれません。
散歩する場所(ルート)を決める
散歩する場所(ルート)を決めましょう。
散歩は、なるべく固定化せず、毎回違うルートを歩くのが望ましいです。
違うルートを歩くことで、新たな発見や変化があり、より新鮮味が増します。
アイデアというのは、ちょっとした変化でも閃きがあるものです。
晴れの日に散歩するのが望ましい
散歩は、晴れの日にするのが望ましいです。
とはいえ、曇り空でも、太陽光はそれなりに浴びることができます。
雨の日などは、気分転換どころか気分が落ち込んでしまう可能性もありますのでおすすめしません。
散歩に+αを組み合わせることで、より集中力がアップする
散歩に+αを組み合わせることで、より集中力アップの効果が期待できます。
例えば下記になります。
- 散歩の途中や終わりに、ゆっくりと深く深呼吸する
- 環境音などを聴く
- 散歩の途中で、集中力を高める飲み物を飲む
- 散歩の途中で、集中力を高める食べ物を軽く食べる
・・・など。
散歩で太陽光を浴びつつ、反復運動をしつつ、上記を組み合わせることで、より集中力アップ効果が期待できます。
散歩で気分をリフレッシュして、集中力を高めよう
散歩には脳を活性化させる効果があり、集中力アップや創造力などにも作用します。
仕事や勉強で行き詰まったら、椅子に座って悩んでいないで、積極的に散歩をして、気分をリフレッシュしましょう。
ちなみに僕は、散歩するときにメモ帳を持参します。
もし良いアイデアがひらめいたら、すぐにメモとして残すことができますので、おすすめです。
散歩で気分をリフレッシュして、集中力を高めていきましょう!
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[記事を書いた人]タストテン
横浜歴30年以上の横浜大好きブロガー。
ブログ開設1年で年間390万PVを達成。
当ブログ(P+arts:パーツ)では、実体験を基に『暮らしや仕事に役立つライフハックと雑学』を発信しています。
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